賃金の計算方法について

労働基準法

こんにちは。
今日は賃金の計算方法について説明します。

前回の最低賃金は時間額で定められているものですから、毎月支払われる基本的な賃金が月給であればこれを時間給に換算して比較する必要もありますね。

まず、賃金の計算上生じる端数処理については、次のような行政解釈が示されています。

この解釈の2の(2)から、円以下の端数は50銭未満切り捨て、それ以上を1円に切り上げることになります。

また、月給制を時給に換算するには、その金額を月における所定労働時間数(月によって所定労働時間数が異なる場合には、1年間における1ヵ月平均所定労働時間数)で割ることによって算出します。
月給÷1ヵ月平均所定労働時間
という計算式になりますね。

ちなみに、1ヵ月平均所定労働時間数の端数処理については特に定めはありません。しかし、切り上げると時間が増えますから働く人にとっては不利になります。よって、小数点1桁以下などで切り捨て処理することになります。
1日の所定労働時間を8時間、年間所定労働日を260日とすると、
8時間×260日=2,080時間
2,080時間÷12ヵ月=173.33時間
つまり1ヵ月平均所定労働時間は173時間となります。

月給を20万円とすると、
20万円÷173時間=1,156.06円

この条件では時給1,156円となりますから、10月からの最低賃金はクリアしていることになります。

賃金計算は複雑ですから、またブログで取り上げたいと思います。
では、また。

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